2007.01.12 出棺にあたり
葬儀に於けるひとつの重要なイベントとして 出棺とそれに至るお棺を花束で埋めてあげますよね。

【それでは故人との最期のお別れとなります。お顔を見れるのはこれが最後となりますので どうぞ花束で一杯にしてあげて下さい】との案内に続き祭壇の花が手渡されます。親族に続き一般の方々と・・・

【良く頑張ったね よく我慢したね。】【ありがとう 近いうちに行くから待っててね。】【よく辛抱したね がんばったよね。】と親類縁者の方からの声が聞こえます。
ぼくも形上 菊の花を枕元に並べてあげたのですが その言葉に辛抱堪らず また棺に駆け寄りました。
【ごめんな ごめんな 勘弁してくれな】声にならず ドライアイスで冷たくなった親父の頬に手をやって 謝っていました。【ごめんな ごめんな】

親父は田舎の農家出身の五男坊 養子縁組で務め上げた60年間 親戚や身内の中でも腰が低く 愚痴をこぼさず いたって物腰の柔らかい人でした。仕事でも敵を作らず周りから慕われてのがわかります。
ぼくは そんなとつとつとした親父に何もしてやれなかった もっともっと優しく 労わってあげてたら・・・ 
そんな悔やまれる感情がこみ上げてきたのでしょう。目から涙がこぼれ落ち親父の頬に落ちていました。

昔から親孝行したい時には親は居ずと申しますよね。悔いは覚悟をしてましたがやはり悔やまれました。

親父に出来なかった優しさ 思い遣り 想いは残された母にその分しっかりとしてやる事が親父への供養かと今になって毎日想いを実行しています。
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