昨年 九州に行って100キロウオークに参加させて頂きましたが 残念ながら途中リタイヤの憂き目になり また 感想文も提出してなかったので ぼくには こんな感想文集は来ないと思ってたのですが 有難い事に届きました。

諢滓Φ譁・2蝗・00繧ュ繝ュ繧ヲ繧ェ繝シ繧ッ+007_convert_20110205073315



詳細な大会記録や 参加されたそれぞれの感想文が びっしり。537ページにも渡る それぞれの方々が味わった ドラマ 感動 感謝のメッセージが詰まった とても素晴らしい文集です。


諢滓Φ譁・2蝗・00繧ュ繝ュ繧ヲ繧ェ繝シ繧ッ+008_convert_20110205073349



ぼくも 出したかったのですが 残念な想いをしてましたので 遅ればせながら ブログにて感想文をかいてみました。






感想文

100キロウオーク途中リタイヤの軌跡  (第12回行橋~別府100キロウオーク)

大会の始まる8カ月前に100キロウオークなるものに挑戦するとネットで決意表明してから自分なりに自主練習を5キロ10キロ16キロそして一人36キロ検定会や現地での練習会にも望み、マイペースを守り足のケアをしながら歩けば必ずや完歩出来ると信じて当日に臨みました。
当日がいよいよやってきました。初めて今回の行橋~別府100キロウオークに参加するチーム[一番星]の仲間と共に遥かなる100キロ先のゴール目指して12時30分スタート。最初は意識してペースを抑え気味に歩きます。5キロ10キロとなにもなく順調に歩きます。
[なんか いけるんちゃう?]ってスタートの時の緊張感もほぐれ足は快調に進みます。チーム仲間と時速を揃えて まずは順調な滑り出しです。
しかし心配していたことがやってきました。20キロ辺りから足に豆が出来かけてるのが解ります。両足ともしっかりとテーピングした筈でしたが僅かにし忘れてた足の裏の指の根元のところが痛みます。参ったな 痛みがだんだん激しくなってきて水泡が破れてるのが解って 歩くスピードが落ちます。チームの仲間に少しゆっくりと行くので先に行って下さいと言って先に行ってもらいました。
23,3キロの貝汁屋さんの休憩所でテーピングのやり直しをしました。靴下を脱ぐのも痛かったですが何人かの方も足のケアをされてるようで並んでケアをして 先に行く仲間を追いかけます。
途中のコンビニで待って頂いてた仲間と再会 テーピングのやり直しもあって なんとか20時頃36,5キロの第一チェックポイント中津駅に仲間と一緒に到着。スタートから7時間と30分経過してました。
一服のち 今度は第二チェックポイント宇佐62キロ地点に向けて夜の行進です。不思議と足の痛みもなく順調に歩けます。ひたすら前の人のLEDバッチを見ながら行進。
ここでわたしの心に欲が生まれて来ました。足の調子も良くどんどん進みます。気がつけば時速6キロ以上のスピードでどんどん前の人を猛烈なスピードで追い越している自分がいました。ランニングハイっていう感覚なんでしょうか?わたしのスピードに気付かれた前の方が慌てて道を空けてくださいます。調子に乗って200人以上抜いたのでしょうか 50キロくらいのところに来て ガクンと足が動かなくなってしまいました。太ももが痛くなっていて硬くて動きません。更には無理したお陰か またテーピングをやり直した足の裏に豆が出来かけてるのが解ります。
仲間には仕方なく別れて 痛い足を引きずりながらもなんとか前を見て進みます。しかしガクンと落ちたスピードの為 後ろから来た さっき追い抜いた方々が今度はどんどん追い抜いて行かれます。焦ってもどうしようもなく 歯を食いしばりながら歩きました。
夜中の12時頃 先を行く仲間や仕事で参加できなかった方から心配のメールが来ます。とても有り難く頑張らねば ここでリタイヤしたら笑われるがなって思って歩きます。
その時 右足の甲に激痛が走りました。あああ やってしまったかな?って感じで止まりました。恐る恐る歩き始めましたが激痛は治ることなく 初めて もう完歩は無理かな?って感じがしました。
心配してくれる仲間にメールで[足が壊れた]って打ってリタイヤの事前サインを送りました。たぶん 完歩を諦めたと解ってもらえるかなって 妙な言い訳をしている自分がいました。
少し歩いては立ち止り また歩き始めます。 その間も何人もの方々が追い抜いて行かれます。もう最後尾かな?って心配しながらまた立ちあがって歩き続けます。
誰かに第二チェックポイントまで あと5キロくらいと聞かされます。制限時間迄あと少し なんとか制限時間までに入らなければなりません。気を奮い立たせて歩き始めます。 同じように制限時間を気にして最後の頑張りで歩く方々に遭遇 その集団に紛れて込んで歩きます。歩きます 歩きます。早い 痛い きついと思いながらも集団の力で遂に宇佐に到着。 間に合ったか? 時計は4時8分を指していました。 あああ駄目か 間に合わなかった
係りの方に もう終わりですか?歩いたらだめですか?って訊くと どうぞいいですよって答えが返ってきたので ぼくは先を進む事に決めました。
おでんを頂きながら ここでリタイヤするって言われる方に[30時間かかってもいいじゃない 誰もゴールにいなくてもいいじゃない 自分に納得できるまで ぼくは行くよ]と半ば自分に言い聞かせながら喋っていました。
宇佐を後にして歩き始めましたが もう足はパンパン マメは破れて痛いを通り越してる感じ 一歩一歩前を進むしかありません。道端で座り込んで休んでいると 次から次に抜かれます。元気ええなあ~ その方たちを ぼお~っと眺めてるしかなく さりとて気を取り直して立ち上がる気力もありません。歩き始めては休み また歩いては立ち止る この繰返しをしながら歩いてると 練習で歩いた立石峠に差し掛かりました。夜が明けて来たのでしょうか 周りはうっすらと明るくなってきました。 前のほうでは 所々で立ち止りしゃがみこんでいる人 夢遊病者のようにふらふら蛇行しながら歩く人 なにを思ったか道路を外れて 倒れている人がいます。
まるで戦争を逃れて歩き疲れて倒れた人たちのように錯覚します。その屍を乗り越えて行く気分です。追い越すと定まらない目を私に向けて手で合図をくれます。[もう僕は ここで諦めるので後を頼む頑張れ]って言ってくれてるようです。初めて涙が出ました。一瞬頷いて行くしかありません。ウオークマンで[負けないで]を何度もリピートしながら歌いながら 這うように峠を越えました。

朝日が眩しくなる中 大きな食事処のリタイヤ者回収場所に到着。
たくさんの方が放心状態でうずくまり 座り込み 倒れています。まるで野戦病院のようです。ほとんどがここで回収バスを待っておられるようでした。ここでもし回収バスが来たら わたしも乗り込んでしまうのではないかと思われました。しかし来たのは3人のアンカーの方でした。アンカーさんに抜かれたらここでお仕舞か そこから逃れるように ヨロヨロと歩き始めました。いやや 辞めたくない ここまで来たら行くんや
何人かの方も よろよろと歩き始めます。 ほんとヨロヨロ ふらふら 歩いてるというより怪我人が動いてる感じです。
しばらく歩いて また 座り込み 立ち上がっては後ろを振り返る感じで後ろを気にしてました。
来るな もう追いかけて来ないでくれと祈っていたのですが70キロ付近でしたか 遂にアンカーさんに抜かれてしまいました。大丈夫ですか?回収車呼びましょうか?って心配して頂く声に いえ 大丈夫です。と拒否してる自分がいました。とっくにもう無理と自覚をしてましたがリタイヤを即されると悔しくて悔しくて また 座り込んでると 回収車が止まり乗りますか?って呼びかけて来ます。その都度 いえ 大丈夫ですと答えてしまいます。しかし もうわたしの後からはどなたも歩いて来ません。何度も何度も後ろを振り返ってみますが ただ道があるだけです。ほんとうに もう最終者なんだと解りました。
車も人も来なくなりリタイヤしたくても出来ません。このまま倒れてても誰も気づかず迷惑をかけてしまうのではと心配になりました。アンカーの方からあと4キロでコンビニの回収ポイントがあると教えられていたので73キロ付近なのでしょう。それから4キロ先のコンビニに着くまで なんと長かった事か 2時間位かかったでしょうから時速2キロ位だったのかも知れません。77、3キロのコンビニにたどり着いたのが9時50分 そこで遂にリタイヤの電話をして迎えに来て頂きました。
回収車に乗せられ 着いたのは たくさんの方が 満面の笑顔で また歓喜の涙でゴールしている別府公園でした。
ゴールされる方々を羨望の眼差しで また 心からの祝福の気持ちで拍手してる自分がいました。いいなあ♪と思いながらも 自分もこんなすごい経験が出来て また一緒に全力を尽くして自分自身に挑戦した仲間や 数多くのボランティアさんに恵まれて心より感謝してる素直な自分がいることに気が付きました。
次は 必ず完歩して 歓喜の涙を流したいです。
すべての皆様 有難うございました。




スポンサーサイト
2011.02.05 | C:2 | T:0

Secret

TrackBackURL
→http://from237withlove.blog79.fc2.com/tb.php/397-2dfe6f10